弓町本郷幼稚園

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子どもに自分の心を置く - 園長からのお便り

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毎月幼稚園では「今月の聖句」を定めて、子どもたちと礼拝のときに声をそろえて読み上げています。

今月の「今月の聖句」は「わたしはよい羊飼いである」というイエス・キリストの語られた言葉でした。(新約聖書;ヨハネによる福音書10章11-18節から)

この言葉に続いて、「よい羊飼いは羊のために命を捨てる」とあってオオカミから羊を守り、一匹一匹の羊をしっかり受けとめている羊飼いのことが語られています。羊のために「命を捨てる」という言葉は聖書の書かれたギリシヤ語では他の意味もあります。

それは「心を相手に置く」、「自分の魂を相手に据える」というような意味です。つまりよい羊飼いは、一匹一匹の羊に自分の心を本当に寄せる、ということなのです。命を捨てるというととてもすごいことのように感じますが、大切なのは、一匹一匹を愛していくということは、相手に自分の心、魂をしっかりと寄せて、相手をそのままに受けとめながら、一緒に生きるということだ、そう聖書は語っているのです。その上で注意をしたり、ときには怒ったり、それはいろいろあっていいのです。

子どもと共に生きる、それはただ大人の思うように引っ張っていく、というようなことではありません。自分の思う善し悪しをただ押しつけていくということでもない。

その子に虚心に「心を置く」が大事です。普段そんなことはしている、と思う人でも、もう一度虚心に「心を置いて」みると、いろいろな声が聞こえてくるかもしれません。その声をききながら、一緒に歩いていくことが大事です。

その上で大人として、今のこの子に必要なもの、大事なこと、親として何をしたらいいのか、を考えていくことが求められていくでしょう。

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